研磨と磨き屋2 ステンレス研磨
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ステンレス製品最終工程の研磨の効能や種類について、現在は商人の知ったかぶりです〜

ピカピカ光る新品の、お鍋や皿やポットきれいです
でも使用後は、金属たわしやクレンザーで洗う必要も出てきますし、使い込むにつれ、細かな擦り傷もついて時間をかけて光沢は衰えます
(細かな傷がつくことにより、光が乱反射する)
やがて、清潔なキッチンや居間で、綺麗好きな所有者様の人柄がにじみ出た、素敵なつや消しの品になり、落着いた風格で、快適な生活の脇役を、つとめてくれるでしょう
左はミラー研磨仕上げの、真新しいポット。(このページの商品画像は、クリックすると、その商品ページにゆけます)
金属製品の美しさ
・使い古びた品も味わいあるような〜
新品の磨き上げられた金属製品の美しさには、思わず見ほれてしまいます
鎮守の森にたたずむ社の銅葺き屋根の落着いた風情や、古びた銀製品の擦れた角が剥けて金属色に輝いていたり、レストランで多くのお客様に快適に使っていただくため、洗い続けられたスプーンやフォークの落着いた光沢、素敵です
金物はぶつけて小さな凹みができたり、使ってもらうことにより擦り傷がついたり、錆びたり、光沢がくすんでいったり、色が変化したりします
日本では昔から使い込むことにより、金属の表面が古びて変わってゆく様を楽しみとして、風格の出た金物を大切にしてきました。金属製品は、使い続け手入れをしてもらうことで、金属がもっている本当の美しさを表現してくれますので、ステンレス製品を磨き上げる人は、愛着を持って使い続けてくださる所有者様と信じています
研磨の効能
では、新品のステンレス製品は、どうしてピカピカである必要があるのでしょう
・研磨することにより、不純物を落とし、凸凹の表面を平らにして、均質な不動態皮膜を生成し、錆の発生を防ぐことが目的だったのかもしれません
ステンレス製品のミラー研磨仕上げの目的は、美しさを強調するだけでなく、より錆びの発生しにくい製品にするという実利を追求したものです。表面がツルツルなら使用後の洗い流しも簡単になり、異物も残りにくく清潔に保つことができます
錆が発生する最大の要因は、金属に不純物(ちりやほこり、洗い残しの異物)が付着するためです
実際は不可能ですが、もし空気中にちりやほこりが無い状態なら、清潔な状態の金属に錆びはほとんど起きないでしょうと、教わったような気もします
鉄は身から出た錆で自らを滅ぼす(ステンレスは鉄の合金です)
ステンレスは錆びない金属ではなく、傷ついてもすばやく酸化して、保護皮膜(不動態皮膜)で覆い、耐食性を持ち続けることができる性質を持つ、合金なのです
錆を見つけたときの対処法
・ステンレス製品でも錆が発生することは当然ありますので、見つけたらクレンザーなどで磨き落とし、乾拭きして水分を取り除き、乾燥した場所に置いておけば、不動態皮膜が再生して表面を保護します
ステンレス製品が、ピカピカに磨かれるもう一つの訳
ミラー研磨の光沢のでかたは、品物を眺めて見ても、普通の人には良く分からないでしょう。でも光沢の出ている品と、それほどでない品は並べてみると、その違いは誰でも理解できます

上画像はミラー研磨のグレード比較、同じメーカーの同じサイズの、違うシリーズで新品です
お互いの鍋内部に乾電池1個づつ入れてみました。
光沢の違いは、鍋内側壁に映る乾電池が、左の方がぼんやりしているのをご確認ください
・両方のお鍋ともミラー仕上げ品ですが
左はサイザル研磨仕上げ(研磨効果は大きいが光沢はあまり出ない油脂研磨剤(アルミナ系)を使用しています)
右は磨き羽布で仕上げ(研磨効果は小さいですが、光沢を出す(アルミナ系もしくは(酸化クロム系)油脂研磨剤を使用しています)
注 仕上げ材としてアルミナ系と酸化クロム系があるわけですが、酸化クロムの上質な仕上げ材で丁寧に研磨されると 「えもいわれぬ光沢が出る」と研磨剤メーカーの技術屋さんが、感に堪えたようにもらしたのを聞いたことがあります
ステンレス製品売り場では、多種の製品が一箇所に集まりますので、それは光沢のある品の方が売れ行きは良いでしょうから永続することのない、使用すれば落ちてゆく光沢なのに
販売店やメーカーの商品価値を高めたいとの販売戦略から、研磨の仕上がりにこだわるようになったのかも知れません。
機械研磨
研磨は、金属表面の不純物を削り落とし、金属の伸展性を利用して押し延ばし、粗い砥粒から徐々に細かい砥粒で磨くことで、表面をできるだけ平らにしてゆく作業です
ムラのある手作業では量産品の均質化には限界があります。研磨作業は肉体労働ですから、丸物では作業負担を軽減するため、機械化している場合もあります
一部手仕事を機械に移植することは、作業の本質を理解し、高齢化と担い手不足の緩和、コストを上げずに高品質化を目指すに良い方法でしょう。そのために実務者は工作機械を使いこなして自ら研磨機を作り、イメージどうりの動きを再現させたり簡略化したりする必要がありますし、メーカーは生産力に見合った収益力のある市場を作り出す必要があります
研磨機の作り方

左下画像は外面、真ん中は内面、右は底面のミラー研磨を機械で行っているところ、制御はタイマーとインバーターを使った単純なシーケンス。当然のことですが、研磨の素人である機械屋さんが作ってくれた状態では、満足の行く仕上げ状態は期待できませんので、機械の改造や内製は必然となりますので、旋盤やボール盤、アーク溶接はあったほうがいいようです
あとは機械の素材の鋼材屋さんとパーツを用意している工具屋さん、電気工事店のお客さんになっていれば、研磨機も作れないこともないでしょう。底面の機械は松原の自家製で性能には、まぁ満足していました


金属研磨の種類
研磨された表面の違いにより、4種類くらいの研磨表面仕上げがあるようです
ミラー仕上げ
テーブルウェアのように、人の目に触れる品に多い仕上げ方法です
グレードの高いお鍋なども、この仲間です
工程内容は、回転している羽布に微粒子を含んだ研磨剤を塗り、製品を押し付け磨きます
用途に応じた油脂研磨剤による処理工程を増やせば光沢は上がりますし、それなりに処理すればそれなりの光沢になります。ミラー研磨の評価の仕方は、金属表面処理技術便覧では目視で判断するらしいです
光沢の少ない研磨仕上げ
サテン仕上げ(つや消し仕上げ)
使用を重ねても、光沢の変化が少ないので家庭用品から業務用の品までこの仕上げ方法を採用しています
本来はミラー研磨工程まで処理してから、つや消しをするのですが荒磨き工程の上に、つや消し処理する場合もあります
へアーライン仕上げ
研磨工程が少なくて済むため、わりとお求め安い商品に多い研磨方法ですが高価な業務用や家庭用品でも採用されています
工程内容は、回転している製品の表面に、サンドペーパーを押し付けて、磨きます
底面の直径に比べ、深さのある製品の内部の加工がしやすいので磨き屋さんでは処理しにくい、筒状製品の研磨にも適しています
化学研磨仕上げ
浴槽に浸して表面を溶かす、処理方法ですからどんな形状の製品でも研磨できるのが特長、ただ光沢がでにくいのが難でしょうか
ケトルやポットの内面の仕上げや、羽布研磨の難しいチタン製品などで
用いられることの多い、仕上げ方法です
上記以外にも
バレル研磨(通称 ガラ) 回転する桶の中に、研磨剤と研磨する品を入れて密封しぐるぐる回して製品のバリを落とし、光沢を出す
ショットブラスト 研磨する品に、小さなガラス玉を吹付け、不純物を落とす
電解研磨 液槽に電解液を満たし、ケットルなどの半製品をプラス電極をつけて沈め、対向する電極側をマイナスにして直流電流を流すことにより表面を溶かす研磨方法 などもあります
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日本は斜陽化しているのでしょうか。でもそんな難しいことは、好物で満腹にしてから再考してもいいのではないでしょうか
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日本人は自身を悲観的に見がちですが、外国では世界で一番創造的と信じている人も多いようです。冷えたドリンクを含んで思うと、なんかおかしいですね
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棺おけに片足突っ込むお年頃になったら、お金持ちをうらやましいと思わなくなりました。でもお金は欲しいし、お茶はおいしいほうがいい
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欧州では魔女狩りの年代があったようで、魔女は空を飛ぶので計量所ができて、体重の少ない人を探したのだそうです。そうそう銀は魔よけの素材にも使われていたことがあったのですね。魔が避けて幸運が訪れますように
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錆びにくい金属、ステンレスの歴史は浅いのですが最近は種類も増えて、おいしい料理を作りやすい素材も誕生して、多彩に進化しているようです
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家庭用ケトルには取扱説明書が付いているのもあり、危険なのでストーブの上でお湯を沸かさない、と書いてあるのもありますが、強風が吹いて停電のとき石油ストーブでお湯を沸かし、カップ麺食べました
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日本の卸金の原点は、中国のしょうがおろしのコピーらしいです。江戸時代の遺跡から出た卸金は両面おろしで、現在のものと同じデザインだったそうです
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商店街やマンション管理組合のイベントにも利用されています
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テレビの時代劇を見ていると、当店で売っているのと同じような品が使われていることがあります。たぶん同じものと考えています
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